Nさんの電車の中で、なぜか咳が出て周りから見られるのがつらい、毎日悩む。
たんとん先生の治療日記 No22
そうですね。Nさんの悩みは、私も経験していますが、用心のため龍角散のど飴を必ず持参しています。咳がでそうだなと思った時に1個なめ始めると安心できる。楽になるよ。
先生おはようです!
それ治療なんだ、まあないよりいいかもね。
先生、おはようございます!
私も持っているよ。
あのね、メイちゃん。
特効薬的なもので役には立つけど「自分で治す」という事ではないでしょと言いたいのよ。まあ、対処療法的には正解かもだけどね、治ってはいないよね。先生もちゃんと教えてよ~!
分かった分かった!
咳は、肺のごみを吹っ飛ばすための自然治癒力の働きなんだ。あとは、喘息のような症状があるが、それは気管が炎症反応で気道が狭くなって起こる生体反応でもあるんだ。あとは繊毛が弱くなって痰を出し切れなくてゼロゼロしてしまう喘息もあるんだ。
あ、そうか。咳をするのは、肺の中のごみを吹き出したいときなんだ。
それと何かに反応して炎症が起こる。そして腫れる。気道が狭くなる。
そうなんだ。きちんと治すには、支配神経のT1(胸神経1)を始め、C7もT2の神経も注意しながら調整して喘息は治すんじゃ。出来れば、喘息は自分の手で治せるようになれば怖くない。治せる技術を持とう!
先生、T1(胸神経1)の治療は、難しいのかな。
難しくはないけど、自分で治せるようになるにはちょっと勉強した方が安全かなと思うね。でも、私も事故の後遺症だと分かったのは、「勉強して自分で治せ」と師匠に言われてしばらくしてからだったからね。
どんな事故だったんですか?
車をいじるのも乗るのも好きで、馬鹿と言われるぐらいいじってましたね。4~5人でチームも組んだりして、一年中車に乗っていたら事故にあうのは必然だからね。
20歳の誕生日の前日、バイクに乗っていたらバスが私を見ないで飛び出して飛ばされ、病院に行っても大丈夫だなと言われたのに、家に帰って枕に頭を付けたらヌルっとしたんで触ったら血がついて慌ててタオルで拭いてタオルで縛って寝たんだよ。
病院で、頭の両脇剃られて脳波を計ろうとしたら、二人の医師が計れないとか言って「はあ、俺は生きているよ。」と言ったら「ん、大丈夫だ。」とか言うだけ。でもその夜は、明日目が覚めるかな・・って心配だった。でもすぐ寝ちゃってね。タオルに血がついてたけど大丈夫だった。
その病院もなんだろうね。
やっぱり、少しは医学的な知識が必要だね。任せっきりじゃ危ないよ。
まあ、そうだね。骨折や肉離れ(筋断裂)とかだったら病院の整形外科を受診し、打撲やねん挫だったら整骨院だね。でも、健康保険は、ケガだけなんだよ、使えるのは。腰がつらいとか肩が張るとかのような慢性症状は保険適用がないんだよ。その時は整形外科さんだな。
さあ、学校だ!遅れるぞ!
あれ、咳の話はどこに行ったのかな?
あ、そうだ!帰りだな。帰りに教えるよ!
は~い!行ってきま~す!
コメント