夕方になると、強い痛みが太ももの外側に出てくるんだ!痛いんだよそれが・・。
たんとん先生の治療日記 No39
先生、おはようございます!
先生おはようございます!寒いですね。
寒いね、もうすぐ新しい年になるね。
そうそう、あと2日だね。毎年恒例のものは期待しているんだ!
砂金は耳が遠くなってな、聞こえねぇだよ。わかったよ、お年玉だろう!そういうところはしっかりしているな。
日本はデフレで、お年玉も全然上がらないし、物価は上がるんだけどね。生きていくのは厳しい世の中だぜ~。
なあにを言ってのかねラボ君は。大人ぶってな。
ところで、つい最近こんな患者さんが見えたんだ。
ご紹介の方なんだけどね。
その方は、Nさんというんだが、『夕方になると太ももの外側が強い痛みで飲みたくないけど痛み止めを飲んでいる状態なんだ。』と言うんだ。
痛み止めを飲むと、最初は強いものを出されたらしく、ふらふらしたりしゃべれなくなったりして怖いから別のを貰って飲んでいるということなんだ。強い薬は、ろれつが回らなくなったりめまいのようなふらつきがでて、外は歩けないような感じにもなるから気を付けないとね。
じゃあ、そのNさんは痛み止めで楽になっているんだね。
そうなんだ。夕方毎日痛くなるから、『いやだけど、痛くてどうにもならないから少なくして飲んでいるんだ。』と言うんだ。「でも、それを飲むと痛みが止まるの?」と尋ねると、『そうなんだよ。』と言う。
「まあ、痛いならしょうがないけどね、じゃあもし痛くならないなら飲まなくて済むんだね。」と言ったらそうだというんだ。「夜は寝れますか?」と聞いたら、『寝ると痛くはないんだ。夕方が痛いんだよ。』と言うんだ。
夕方だけって、座ると痛くなるのかな?それとも、日中動いているから夕方になると負担がかかって痛くなるのかだね。
お、中々良いところに目が行くね。そうなんだよ。Nさんは、その両方だったんだ。1回目は読み切れずに2回目でやっとそれに気づいて、腰部伸展を徹底的にやってみたら、楽になったと言われたんだ。「でも、今は痛くない時なので、今度痛い時の夕方来てくださいね。」と言ってお帰り頂いたんだ。その2日後、4時半に予約を入れていたんだが、電話が来て「薬が悪かったんだよ、飲まなかったら痛くならなかったもの。」と予約をキャンセルしてきたんだ。電話を受けたスタッフは、何のことだかわからないので「あ~そうですか、良かったですね。」と話しただけで、私にそう報告したんだよ。
え~、そんなあ・・。だって、痛みが出るから薬を飲んでいたわけでしょ。薬を飲まなかったというのは、その夕方に痛みが出なかったから痛み止めを飲まなかったということじゃん!
そうだよね~、痛くないのは治療したからってわからないのかな。
先生がかわいそうだよ。
まあ、うちのスタッフもそれを聞いていて、「しょうがないですね、でも薬を飲まなくなったことだけでも良かったですね。」と言って慰めてくれたけど、ちとショックだったね。そういうとり方もあるんだと勉強になった患者さんでした。まあ、色々な方がおりますね。
さあ、学校だ、慌てないでな!
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