37.6年ぶりに指が伸ばせた!うわ~奇跡です!

交通事故で頭部打撲、スキーでも頭部打撲、躓いて頭部を壁に打ち付けて・・・。

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たんとん先生の治療日記 No37

メイ

先生!おはようございま~す!

ラボ

先生、おはようです!

たんとん先生

おはよう!今日は一緒に登場だね。今日の患者さんはね、ちょっとおっちょこちょいなんだよね。交通事故だとかスキーだとか壁にぶち当たったとか、もう開いた口が塞がらないような患者さんだったんだ。

メイ

どうしようもない暴れん坊の患者さんだね。男の方でしょ!

たんとん先生

それが女性なんだよ。

ラボ

え~、女性ですか?

たんとん先生

そうなんだよ。Yさんというんだ。
Yさんは、日本人なんだけど、北欧にお嫁に行ったんだ。今は、寒い時だとー20度ぐらいになるらしい。でも家の中は20度に設定してあるので、暖かいらしい。息子さんも来られたという事だが、埼玉の方が寒いって言っているらしいよ。まあ、北海道とかも外は寒いけど、家の中は暖かいとは聞いているよ。

メイ

その女の人の症状はどうなの?

たんとん先生

症状は、両手の力が入らず、握ろうとしてもきちんと握れないんだよ。
それはなぜかというと、頭部を打撲すると、首に強い衝撃を受けて腕の方に来ている神経に障害が起こるんだ。
だから、治療法は、レントゲンとってもMRIをとっても健康体です、異常ありません!となるんだ。

ラボ

異常なしって?でも症状が出ているんでしょう?

たんとん先生

そうなんだけども、西洋医学的には、骨折や捻挫が強く出ていなければ後から出る後遺症的な症状は無関係とみられる可能性が高い。
Yさんの場合は、お国柄で、薬か手術の二択しかないらしい。だからとりあえず薬になるという事だ。
さて、Yさんの治療の話をしなければね。Tさんのは、やはり頚椎が悪くその土台の胸椎もズレていて、やっぱりという感じだったんだ。

メイ

首や、背中がズレてると、腕や指も力が入らなくなったり曲がらなくなったりするんですね。怖いですね。

たんとん先生

そうだね、やはり、後遺症が出ないようにとは考えるけど、しびれは本当に難しい。でもテキストと言う答えが書いてあるものを見ながら治療すればいいし、痛みのないポースにするのが治療だからね。
今回もそうだけど、頚部・背部は、特に気を張って神経集中していないと、怖い部位だから慎重になる。頚椎3個、胸椎も3個ぐらい施術して、「どう指を動かしてみて?」と声をかけてみた。うわ~っていうから、どうした?と言ったら「指が伸びてるよ!」正常可動から、中指が95%、薬指が100%だったけど、6年ぶりの感覚と感動されていたね。

ラボ

もうその人にとっては、先生は神様です!ということだね。

たんとん先生

いやあ、それほどでも・・ないけどね。さあ、学校だ!気をつけろよ!

首を傷めると、後遺症はズルズル続いていくんだよ。

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