足首の痛みを治療していて、目に入った足の指の爪に感染症が・・
たんとん先生の治療日記 No29
今日も寒いのう。12月だから仕方がないけんど・・
おはよう先生!外で何をしてるんですか?
おはようございます、さむいですね~。
さあ、中に入ろうか、まあでもこれくらいが普通かな。12月半ばだからね。今日はね、偶然の大ヒットという患者さんの話じゃ。
姉の友達で、Mさんという方なんじゃが、お菓子作りが趣味で姉も時々行ってやっているという事だが、足首の痛みがどこに行っても治らないという事で、遠路はるばる2時間もかけて来てくれたんじゃ。
足首といえば、ねん挫ですね。
そうだね。若い時はヒールの高いものを好んで履いている時代だったからね。ほとんどの人が捻挫を経験していたね当時の人は。
今も履いているのかなあ?
先ずは、足首を触診してから足首の支配神経を確認してと、普通の施術の流れで触診を続けていたんだ。何の気なしに、足の指をみたら感染症のような爪の状態をみて、これはいつからと聞いたら、結構長いなあという返事だった。
まあ、とにかく足首をまず治してからと思って捻挫の治療してたんだ。
足首の周りは、少し水が溜まっていたので、「まだ腫れているので氷嚢で冷やしてくださいね」と、お願いをして先ずは軽く包帯をして、その日はお帰り頂いたんだ。
捻挫は、繰り返す人も多いですよね。
お姉ちゃんの時々やってるよ。「またやっちゃったよ!」なんて、青あざ作って一人で騒いでいるよ。
5日ぐらい経ってまた来院されたのですが、だいぶ足首のほうは改善していたので一先ず安心したんだ。でも、感染症の足の爪も気になって、もし免疫が下がって長ければと勝手に心配していたんだ。
「お腹の調子がおかしくはないですか?」と尋ねてみました。
『いえそんなに気になるようなことはないけど。』という答えだった。せっかく遠くまで来られたのですから、胃の検査をしてみませんか?
と言ってみたんだ。
そしたら、『そうですね、2時間もかけて来たんですからね。』とあっさりと承諾を得たんだよ。
ん~、やっぱり何か気にはなっていたのかなあ?
多分、少しはあったのかもしれないね。
それから診察室で、胃カメラの予約を取って帰られたんだ。
2ケ月経って電話が入り、胃カメラでガンが見つかり2個手術して取ったよと話されたので、やっぱりあったんだと納得。
電話口で、「命救われました。」という言葉を頂き、そん時には、この仕事に出会えたことに、本当に感謝しなければと思ったんだよ。
さあ、学校学校!行ってらっしゃい!
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