Bさんの、いやな症状が3つも抱えた50代の女性、頑張り屋さんです。
たんとん先生の治療日記 No23
先生、おはようです!昨日は咳の治療話ありがとございました。喘息も治せるのって、ママとパパが驚いていたよ。もっと宣伝したらいいのにもったいないよな。今日はどんな治療の話ですか?
おはようございます。ラボ君早いね!
今日のBさんは、頭痛にめまいに、吐き気まであるんだ。以前にも来院されているんだが、若い時から時々あるんだよ。
うちのママも時々だけど、頭痛いなあ・・って独り言みたいに言う時があるよ。僕が頭が痛くなるのは、宿題が多い時だな。
その痛みは違うでしょ!
ラボ君の痛みもわかるけどね!ふぁっはっは。
視神経と胃の神経も繋がりがあって、めまいや頭痛が強くあったりすると吐き気を催すようになるんだ。
だから、このAさんのように3つが同時にあるような場合は、関連痛を試しながら治療していくんだよ。
関連痛ってなんですか?
関連痛とはね、神経は一番長いので坐骨神経などは1m以上あるんだよ。その末端までの色々分岐しながら筋肉を支配しているんだ。それには自律神経も絡んでくるので、踵の痛みが首の1番の神経によって関連していたというのもあって、びっくりした時もあったんだよ。
え~、踵の痛みが首の一番の神経でって、人間て凄いんだね。
だからBさんの治療は、6,7番の胸肋関節の所で痛みが確認できたので、これは胃の症状だなと確信し、それを治したら吐き気は楽になったんだけど、今度は頭痛とめまいを首を治療して治したんだよ。
頭痛とめまいは、同じ場所ではないので、まずC1~2を治療し次にC3を治療したんだ。そしたらまだ首の左側に違和感があるというので、AC4~6を調整してあげたら「大丈夫です、取れました。」と言ってもらえた。
先生は、身体の中まで見えているような感じですね。
身体の中までは見ることはできないけど、患者さんと一緒に痛みや違和感を頼りに組み立てて治療をしていくんだよ。まあ、背骨を触るといろんなことが分かるんだ。その人の寝る癖とか仕事上での姿勢とかがね。
それが、歪みとなって病気やいろんな症状となるんだね。
なんか面白いね。みんなが「自分で治す」をやれば、医療費も削減できるよね。私も勉強したいなあ。
そうだよ、みんながやれば、医療費だけじゃなくて消費税でさえ下がると思うがのう。メイちゃんやラボ君の大人になった世界に、私たちの残した負の財産を支払うことで苦しんでいるのが目にみえるんじゃよ。
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